いよいよ本陣痛が始まり（前回の記事はこちらから）激痛に耐え忍ぶミーちゃん。
恐竜のような声をあげていたわけですが、それもまだまだ続きます。
強めの腹痛だった痛みが、どんどんとナニカが体外に出ようとしている感じに。
本陣痛の痛みはどんな感じなのか悩んでいる人に実体験をお伝えします。
痛みの場所はコロコロ変わるから、立会いの旦那さんも覚悟しておいてくださいね！
どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。
スポンサーリンク
4コマ漫画：白目の操り人形
イラスト：ミーちゃん
スポンサーリンク
本陣痛はどのくらい痛いかって？白目剥くほど痛かったよ！
唐突ですけど、昔から言われている出産の痛みの例え
鼻からスイカ
ってやつ、どのくらいの人が理解できてるんでしょうねw
個人的には、痛みの質も度合いもわからなくて、全くピンと来ないんですよね。
妊娠中にゆーちゃんと話してた時も
鼻からスイカ出したことないから、結局わからないな。
という結論に達しましたw
でね。
実際経験した今、未経験の人に『本陣痛ってどれくらい痛いですか？』って聞かれたならば
白目剥くほど痛かった！
痛かったし、気持ち悪かった！
と答えますね、私なら。
陣痛の痛みは人によって違うみたいだし、最近は無痛分娩なんてのもあるからなんとも言えないんですけども。
私の場合、本陣痛に入ってからはとにかく下腹がぎゅーっと締め付けられる感じになりまして。
それはそれはもう重篤な生理痛って感じ。
これが毎月来るってなったら、私は耐えられないかもしれないってレベルの痛み。
痛みが出ている時は絶対に動けなくなると思いますし、痛みを逃すために声が出てしまいました。
（そうです、恐竜みたいな叫び声ですw）
多分ここでは、子宮が収縮をして押し出す準備を始めてるんだと思うんです。
生理の時も、不要になったものを体外に出すために体からひっぺがす時に痛みが生じるので、色々と外に出すためにベリベリと剥がされている痛みなんだろうなと。
この時点で白目剥く案件ですが、そこから痛みの質が変わってきます。
そう、後半になるともはや自分の体は操り人形状態になるのです。
生理痛の痛みって女性ならではで理解されないし、これまた個人差があるんだけども。
下腹あたりの肉と内臓を握られて、全力で捻りながら押されてる感じなので、やってみてくださいw
本陣痛中は胎動が激しすぎて操り人形状態！尿意も便意も痛みも！？
なんか…だんだんと体の中がおかしくなってきたぞ！！！
本陣痛の前半は、先ほど書いたように重篤な生理痛って感じだったのですが。
後半はちょっと様子が変わってきます。
それはもはや操り人形状態だったんです。
娘よ、待て！胎動が激しすぎてもはや操り人形状態！
お腹の中で全力でナニカが外に出ようとグーンと動くんです。
気分的には、内臓も一緒に持って行こうとしているのではと不安になる感じ。
今考えてみれば、あれは娘のたまちゃんが、少しずつ下に下に降りるために旋回をしていたんだと思うんですが。
それまでに感じたことのある可愛らしい「あ、動いた♪」なんてレベルの胎動ではなく、もうゲルマン民族の大移動状態なのです。
自分の意識や心の準備をすっとばして、完全にナニカに乗っ取られた操り人形。
体の中でたまちゃんの胎動が激しくなり、内臓もろとも外に外にと動いている感じがすごい怖くて
出る！出ちゃう出ちゃう出ちゃう！！！
やだーーーーーーーーー！！！
と、恐怖の雄叫びをしておりました。
まだ出さないよー。
力抜いてねぇ。
はい、深呼吸してねぇ。
前回も書きましたが、こんな状況で 深呼吸なんてできねーよ！
本陣痛中に漏らした！？尿意も便意も痛みでわからん！
さらにお恥ずかしい話。
この陣痛の痛みが強くなって外に外に押し出される感覚で子宮とともに膀胱が毎回激しく押され、思いっきり漏らした…。
ぶっちゃけね、下腹も膀胱も子宮も、どこになんの感覚が来ているのか、あまりの痛みにわからないんですよ。
尿意なのか便意なのか陣痛なのか。
なんか漏れたけど、何が漏れたのか。
とにかくものすごいその瞬間に凹んだことだけは鮮明に覚えてます。
助産師さん…ごめんなさい…。
よもやこの年で、下の世話をしてもらうなんて…。
当時の私は股関節の完治が確認出来ていなかったので、両松葉ということもあり、トイレに行けなかったんですよ。
どうやら健康な妊婦さんは、陣痛と陣痛の間にちょこちょこおトイレに行くみたいなのですが、私は個室に入室してから一度も行ってなかったんです。
まじ、反省。
みんなとりあえず出産近くなったら、こまめにトイレに行っておこうね。
ま、トイレに行ってても、もともと尿もれしやすい体になっているので、多少漏れてしまう可能性は高いと思うんですけどね。
そして、また漏らしたー！！と思ったら
破水しましたね。
と助産師さんに言われて、破水が発覚したのでございます。
人によっては”プツン”という音が聞こえるらしいのですが、私は絶叫していたので全く聞こえませんでしたw
ミーちゃんが悲しそうに「出たぁ！出たぁ！」って叫んでたな。
俺は何が出たのかわかんなくて、あたふたしたわ。
本陣痛中の痛みの場所はどこ？分娩アイテムのテニスボールを持って旦那はパニック！
本陣痛って、どこらへんが痛くなるんだろう。
妊娠について調べたことがない人は、やっぱりお腹が痛くなるって感じですよね。
実際、私もそう思っていましたが、周りの友達の話を聞いていたら、なぜかお尻にテニスボールを当てるっていう情報が。
出産前の助産師外来でも、そんな話を聞きました。
まったく理解出来ていなかったのですが、実際に出産してみるとよくわかります。
テニスボール、最強。
ってことで、本陣痛の痛みの場所や分娩の時のアイテムなんかのお話をば。
本陣痛の痛みはあちこちに移動する
まず、結論から言うと、本陣痛中の痛みはあちこち移動します。
だから、付き添いの人は一箇所を集中的にさすってりゃいい訳ではありません。
・脇腹に近い腰
・尾てい骨あたり
・お尻の穴のちょっと上
・お尻のほっぺ
・下腹
ざっと思い出すとこんな感じだったと思います。
これが、毎回来る陣痛によって場所が変わるので、さっきは腰をさすって欲しくても、今はもうそんなとこさすってんじゃないよ！と思うことが多発しますw
さらに言うと、手のひらでさすって欲しい時と、テニスボールでグッと押して欲しい時と、拳でグリグリして欲しい時がありました。
それを付き添いをする旦那さん・ゆーちゃんは、うまいことサポートしなきゃいけなかった訳です。
痛みに耐えている私は単語しか話せなかったので、余計に訳わかんなかったと思いますw
赤ちゃんはどんどん外に出ようとするんですが、産道は開いてないので行き止まり。
まだ準備出来てないのにこじ開けようとしてくるので、そこをテニスボールでグッと戻す感じで押すと楽になるんですね。
多分、この痛みを鼻からスイカって例えてるんだろうけど、やっぱりわかんないよなぁ。
個人的には、拳を口の中に入れる痛みの20倍くらいって言う方がしっくりくる。
とりあえず、広がるはずもない骨や肉や皮を無理やりこじ開けられる痛みですね。
ATフィールドを押し拡げられちゃう訳です。
本陣痛中に役立った痛み緩和アイテムはテニスボール以外にあった？
実際に本陣痛を経験して、役立ったアイテムとかあったかなぁと思い返してみました。
とりあえず、最強過ぎるのがテニスボール。
私の通っていた病院では、テニスボールが準備してあって、いつでも使える状態になってました。
これはマストアイテムだと思うので、病院で用意してないようだったら持って行った方がいいかも。
ちょうどいい硬さなんですよね。
押し返す力もしっかり伝わりつつ、ママの体にはソフトタッチみたいな。
あと、私の場合もっと強く押して欲しい時がありまして。
できれば拳がよかったんですけど、ゆーちゃんがちょっと疲れて痛くなってきちゃったみたいで。
そんな時に便利だったのが、中身が入っているペットボトル。
テニスボールよりもちょっと硬めで、いい感じでした。
（なんなら、中身も飲めるしね）
私は使わなかったですが、病院が用意できるアイテムには
・大きめのクッション
・木馬
などがあるようです。
いずれも、陣痛が始まった時に楽な体勢になるために使うんだとか。
お腹も前に大きく出ているので、苦しくなった時にお腹を圧迫しないようにするんでしょうね。
私は体勢を考える余裕がありませんでしたけどもw
最後に
いよいよ破水をした訳ですけども、破水をしてもまだ産道は十分に開いてません。
ここからはもう赤ちゃんと私の体力、そして時間の勝負ですぞ！
みなさんの陣痛エピソードがあったら、ぜひコメントで教えてくださいね。
コメント欄は一番下にあります。（アドレス記入は不要ですので気軽にコメントください！）
気づいたら俺も汗だくだったな。
付き添いをする人は、覚悟しておいた方がいいぞ！
次回のお話もお楽しみに。
スポンサーリンク
コメント