陣痛促進剤はいつどんな時に使う?初産の高齢出産だからか即決でした[出産準備記録その2]

前回、陣痛がスタートした時のお話を書かせていただきましたが
(前回の記事はこちら

 

今回はその続き。

病院に向かって到着した時のことでございます。

 

やっと受け入れてもらえた病院では、診察をした院長先生から

「陣痛促進剤を使いましょう」

という提案をされて、よくわからないまま同意書にサインをすることに。

 

 

ミーちゃん
ミーちゃん

初産の高齢出産だからと言われたら、グゥのねもでねぇ。

そりゃ即決するしかないわよ、わけわかんないもの。

 

 

  • そもそも陣痛促進剤ってどんな時に使うの?
  • 本当にGOして大丈夫だったの?

 

など、振り返りも交えてご紹介したいと思います。

 

ゆーちゃん
ゆーちゃん

どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。

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4コマ漫画:ピットイン

イラスト:ミーちゃん

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初産の高齢出産が理由で陣痛促進剤を打ちました

 

ミーちゃん
ミーちゃん

私ってば痛みに強い系女子やん。
意外とあっさり産んじゃうかもなぁ。

超ギリギリまで病室でキャスできちゃったりして。

 

 

陣痛キャスなんて余裕こいてやっていた私。

その時は、痛みもキューっと下腹が締め付けられるような感覚くらいで余裕も余裕。

 

股関節の手術の際、病院の人から痛みに強いんですねと声をかけられることが多かったから、

 

「私ってば出産も余裕なんじゃない?」

 

くらいに思っておりました。

 

 

自宅で病院に電話して相談したら、9時に開くからそしたら来てねと軽くあしらわれ。

言われた通りに9時に到着するように余裕を持ってお家を出ることに。

 

病院が開くまで駐車場で私はニヤニヤドキドキしながら、動画を撮りつつ、陣痛の感覚を図っておったのでございます
(ゆーちゃんは長い戦いに向けて、コンビニおにぎりを食べてたw)

陣痛の痛みに怯えるよりもニヤニヤしだす不審な妊婦

徐々に感覚は短くなり、7分間隔でお腹がキューっと締まるように。

 

 

ミーちゃん
ミーちゃん

もうすぐ我が子に会える♪
もうすぐ、ドラマみたいに「うー!痛いー!」という出産シーンを体験できる♪

 

出産は痛いのではないか?と、不安になる人も多いと思いますが…

 

劇団に所属していたというのもあり、私はこういうなかなかできない経験を前にするとテンションが上がってニヤニヤしてしまうんですw

 

なんか、ドラマの登場人物になった感じするじゃないですか。

自分が演じるならどうするかなとか妄想してしまうので、その答えあわせができる!みたいな。

(あまり共感はされなさそうだけどw)

高齢出産だからという理由で陣痛促進剤を打ちました

9時になり、ニヤニヤしたまま病院へ。

この段階ではまだまだ痛みも強めの生理痛程度。

 

ミーちゃん
ミーちゃん

やっぱり余裕だわ、これ。

なんか拍子抜けしちゃったわぁ。

 

くらいにしか思ってなかったのですが、診察室に入ると院長先生が

 

知り合いの男性
院長先生

んー、まだまだ本格的な陣痛にはなってないね。

こりゃ微弱陣痛だね。

と言いながら、指突っ込んでグリグリ中を押すのですよ。

 

 

 

ミーちゃん
ミーちゃん

いて〜よ、じーさん!!!

陣痛よりもそれがいて〜よ!!!

 

産道の広がり具合を確認した院長先生からは、全然まだまだとのこと。

陣痛は始まりつつあるのは事実なんだが、微弱陣痛なのだとか。

 

そこで院長先生から通達をされたのです。

 

 

知り合いの男性
院長

今のままだと、おそらく明日までずっと陣痛が続いたり落ち着いたりが続くことになると思う。

30時間以上はかかるかな。

あなたは初産で高齢出産になるし、正直体力的に厳しいと思う。

だからね、陣痛促進剤を打ちましょう。

 

 

自然分娩でこのまますんなりと出産に進めると思っていたので、一瞬ビックリしましたが。

 

すでに私は出産予定日から一週間も過ぎていて、さらにここから30時間は確かに厳しいかもと。

院長先生の判断に身を委ねることにしたのです。

 

ゆーちゃん
ゆーちゃん

説明受けて同意書にサインしたけど。
なんか緊張したわぁ。。。
(正直、同意書に何が書いてたのか、テンパってて覚えてないぜ。)

コードつけまくってモニタリング!出産準備にピットイン!

病室に移動した私たち。

出産直前までは前室と呼ばれる個室で待機することになってました。

 

本来2人部屋なんですけど、ちょうどコロナの時期でしたんでね。

なるべく一人になるように手配してくれていたので、1人部屋状態です。

 

 

入院の際にセットでつく病院着と産褥ショーツと産褥パッドを装着し、またまたニヤニヤ。

 

 

ミーちゃん
ミーちゃん

いやぁ、始まるね。

どうよ、どうよ、どんな気分よ。

 

 

 

ゆーちゃん
ゆーちゃん

えぇ、まだわからんよ。

俺はどうしてたらいいんだ?

 

 

などと他愛もないことを話していたら、助産師さんがお部屋に登場。

 

 

 

知り合いの女性
助産師さん

それではこれから陣痛促進剤を流して、様子を見ていきますね。

よろしくお願いします。

 

私に点滴の針を刺して、脈を測るコードや胎動を見るコードなどを装着。

全ての準備が整い、とうとう私は出産レースにピットインしたのでございます。

 

ミーちゃん
ミーちゃん

今振り返ると、この時はまだまだ余裕。

本当にヘラヘラニヤニヤしていたなぁ。

まさかこの数時間後に、恐ろしい痛みが襲ってくるとは…。

陣痛促進剤ってそもそもいつどんな時に打つものなの?

なんだかバタバタとした中、院長先生から陣痛促進剤の使用を告知されたわけですが。

そもそもどんな時に打つものなのかよく知らなかったんですよね。

 

 

ミーちゃん
ミーちゃん

陣痛の気配があって入院したものの、その後なかなか陣痛が進まないとか。

赤ちゃんが出たがっているのに、反応しないとか。

そういう時に使うものだと思っていたけど、実際どうなのかしらね。

 

 

出産してから調べてみると、陣痛促進剤の使用を考え始めるのは3つの基準があるようで。

 

  • 出産予定日から1週間から2週間くらい遅れている
  • 微弱陣痛が始まってから2時間経過している
  • 破水してから24時間以内

 

この3つに該当すると、陣痛促進剤の使用を先生方は考え始めるのだそうな。

ちょっと詳しく覚書を書いておきますので、参考に見てくださいましね。

陣痛促進剤を使うタイミング:出産予定日が1週間から2週間くらい遅れている

まず一つ目に、出産予定日が1週間から2週間くらい遅れているというのが一つの基準みたいです。

 

私も出産前に説明を受けたのですが、出産予定日ってもちろんピタッとその日と決まっている訳ではないんですよね。

だからズレるのが当たり前なんですけど。

 

予定日よりも大幅に遅れると、中の胎盤機能が落ちてきてしまって、赤ちゃんに十分な栄養や酸素が行かなくなってしまうんですって。

 

そのため、出産予定日が1週間から2週間くらい遅れたら、陣痛促進剤の使用を先生たちは考え出すんだそうです。

 

 

ミーちゃん
ミーちゃん

あぁ、私も出産予定日1週間遅れてたからなぁ。

なるほど、納得。

 

陣痛促進剤を使うタイミング:微弱陣痛が2時間続いている

またもう一つの基準として、微弱陣痛が続いている場合。

 

微弱陣痛っていうのは陣痛の準備運動みたいなものらしく、予定日の前後にはよく見られるんです。

本陣痛との違いは、定期的にやってくるか、不定期かの違い。

微弱陣痛は痛みも弱く、時間もまばらだったりします。

 

私のように微弱陣痛でも産まれる可能性が高ければ入院しますが、これで痛みが落ち着いてしまったら、時にはお家に帰らされることもあると言われました(苦笑)

 

微弱陣痛が続き、痛いけど産道が開くまでの本陣痛までは行かない!

となると、ママの体力も精神力もズタボロになりますし、赤ちゃんも何回も押し出されそうになって疲れてしまいます。

 

そういう時は、微弱陣痛が2時間以上続くというのを基準に、陣痛促進剤を使うんだとか。

ママと赤ちゃんの体力を見ながら、そのタイミングを見極めるんですね。

 

 

ミーちゃん
ミーちゃん

私の場合は、高齢出産な上に、松葉杖生活で体力が落ちているということを配慮して、先生が早々に決断したってことね。

なるほど、納得。

 

陣痛促進剤を使うタイミング:破水から24時間以内

そして最後は、破水。

 

破水をすると赤ちゃんを守る羊水が無くなってしまうので、なるべく早く外に出してあげなきゃならない。

なので、破水は出産が近いという目安にもなっているのですが、稀に破水をしても産道が開かないことがあるんですって。

 

そうなると赤ちゃんが危険なので、破水してから24時間というのが一つの基準になり、陣痛促進剤の使用を検討するそうです。

 

 

ゆーちゃん
ゆーちゃん

基準はあっても、それまでの患者とのやり取りの中で、先生たちはママさんの体力・精神面とかも見てるんだろうな。

やっぱりプロは違いますなぁ。

陣痛促進剤ってリスクはあるのかしら?

 

ミーちゃん
ミーちゃん

そういや、なんも考えずにお任せしちゃったけど、妊娠中って赤ちゃんに影響があるからって薬とか飲まなかったりしたのに。

陣痛促進剤って、リスクはないのかしらね?

 

 

ふと気になった疑問。

もちろん、安全な出産をするために必要なものではあるのですけど、自然分娩とは違う訳なので何かリスクとかあったら嫌だなぁと。

 

で、結論から言うと、あるっちゃある。

まぁ、薬ですからね。

体の外から何かを入れる訳ですから、多少のリスクは仕方ないのかもしれません。

 

 

陣痛促進剤のリスクとしては、人によって効きすぎてしまうらしいんです。

薬によって引き起こされた子宮の収縮なので、強く収縮してしまって血が必要以上に出てしまったり、赤ちゃんを圧迫したりすることがあるのだとか。

 

個人によって効き方が違うので、モニタリングをしながら様子を見て陣痛促進剤を投与していくことが必須となるようです。

 

 

ミーちゃん
ミーちゃん

そういえば私も、最初は効かなくて量を増やして。

そこから途中でめちゃくちゃ効きはじめて少し量を抑えてって、結構細かく調整してくれてたな。

 

途中から痛みが勝って、助産師さんが「〇〇ミリに減らしますね!」とか言うの聞いてられなかったけど(笑)

 

 

さらにママと赤ちゃんの様子をモニタリングしていく中で、こりゃ帝王切開した方がいい!となったらすぐに切り替えるそうです。

 

 

先生たちは、ママと赤ちゃんのために、常に最善の策を練ってくれていたんですね。

 

 

ミーちゃん
ミーちゃん

もちろん陣痛促進剤を使うと言うのも、私の体を気遣ってのこと。
むやみやたらに使っている訳ではないし。
健康な赤ちゃんを産むためにもあの時GOしたのは間違いじゃなかったと言う訳だ。

安心、安心!

 

最後に

いよいよ陣痛促進剤を打って出産準備に入ったカッパママ。

居心地が悪そうにうろうろしているゆーちゃんと共に、このあと本当の戦いが始まります。

 

果たしてどうなる!?

 

ゆーちゃん
ゆーちゃん

産婦人科って、なんかどうしていいかわからないんだよなぁ。
でも、次回は俺が活躍するかも???
次回のお話もお楽しみに。

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